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租税特別措置法とは?2

 租税特別措置法の位置づけは前回お話しましたが、今回はその措置法の”今”を少々。

 租税特別措置は字のごとく特別に措置するわけですから、制定には必ず特別な理由が必要でしたよね。逆に言えば理由さえ作ればいくらでも特別措置できちゃいますね。ここが日本的気質なんです。

 何かの共通した目標があれば、多少のことは皆さん”なぁなぁ”になっちゃうんですよね。

 たとえば法人税の税率、最近まで法人税法で決めていたものではなかったんです。「経済社会の変化等に対応して講ずべき所得税及び法人税の負担軽減措置に関する法律」なんてよく分からんもので決まっていたんです。実際の税率を律していない法人税法っていったい・・・

 

この措置法という考え方は諸外国にはない仕組みなんです。欧米は細部まで実体法(法人税法とか所得税法とかをいってます)で取り決めます。ですから特別措置法の存在なんて考えられません。特別な理由があれば実体法にのせるまでです。

 では、日本ではなぜそうしないか・・・・

 制定当時は、今だけの時限立法(期限のある法律)だということで、比較的立法しやすいんですよね。つまり政治家が自分の投票数のためにじゃんじゃん作る。今回のガソリン税は地方公共団体の組織票やその関係者を多数取り込めますね。ガソリン税について反対を唱えているのは地方公共団体が中心ですよ。そこに住んでいる市民の苦情はないです。道路の雪かきができなくなるなんていっていますが、できます。大丈夫です。

 そんな感じで特別措置法が次々定められるもんだから、今では大変なボリューム。しかも一回制定すると、大体期限延長します。つまり増える一方です。

 これについては賛否両論です。ここまでいってなんですが、私個人的にはこのような法律の制定は好きです(笑)純日本人なんですかね?

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コメント

日本の古き良き慣習にマッチしていたんですけれども、数が増えすぎましたね。
合理的に考えることが最良として育った我々には受け入れがたいのは確かです。
かといってアメリカナイズな租税体系はギスギスしているんですよ。むづかしいですね。

投稿: やっし | 2008年4月 3日 (木) 20時46分

実態の見えない増税となんら代わりが無いですね・・
今まで国民が気が付かないのをいい事に、都合よく名前を変えた増税がすでにされていたのだと思うと、
ちょっとショックです。

まだまだ知らない何かがあるのかもしれないですね。
勉強になりました。応援ぽちりです。

投稿: takatakago | 2008年4月 3日 (木) 20時59分

応援ありがとうです。すみません、無許可でサイトリンク乗っけちゃいました。よろしくです。

投稿: やっし | 2008年4月 4日 (金) 08時30分

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