前回に引き続き、サブちゃん問題で。
前回の話では登場人物は3人
1 金借りて土地買う人
2 土地売る人
3 金貸す人
そこで、1の人がバンザイしちゃったってところですね。
もともとこの高利貸しのミソは、たとえば当初の5年間は返済額をグーンと抑えてそれ以降は増加するしくみ。
もともと信用力のない人たちが利用するわけだから借りやすく設定するわけです。
「5年後に売却すれば逆に利益でますよ!」なんていわれたんでしょうか。これはあくまでも予想。
元々借入する人に無理があったわけで、返済能力は初めからないわけです。それでも土地価格高騰の恩恵で何とでもなってました。
でもそこで土地価格の停滞がありました。
↓
土地が高く売れない
↓
ローン払えない
↓
借り手バンザイ
↓
貸し手が不動産売却
↓
不動産市場下落(買い手<<<<<売り手)
↓
貸し金焦げ付き
↓
貸してバンザイ
こうして3人ともバンザイしました。
これだけでしたら新聞に載りません。たいしたことじゃないです。言ってしまえばその人たちの勝手です。
ではなぜ世界中で騒いでいるんでしょう?
ここからは多少金融の話です。(法律用語とかあまり使いたくないので詳細は度外視です、概観だけということで。)
金を貸す人は返せなくなったときを考えます。その保険として今回で言えば抵当権をつけます。この権利は、借り手がバンザイしたときはその人に代わってその不動産(今回では)を処分することが出来ます。売っぱらって売却金額から貸した金を返してもらうんです。
その抵当権っていう権利、それだけ単独に売ったり買ったり出来るのです。それだけでひとつの市場です。
今回で言うと高利貸しの抵当権、そして土地高騰による権利価格の上昇などから人気があったんです。つまり買いたい人が多いということですね。この市場、金融機関同士で行われてました、世界中の。
世界中の金融機関での利益を押し上げていました、この権利の売買益で。
そこで不良債権化!
急激に市場価値下落です。世界中の金融機関びっくりです。自分の損失を我先に消すために叩き売りです。買う人いません。
それで今、各金融機関、株主に損失報告です。日本の株式下落、世界中の株式・・・・
この市場、新聞を読む限り1兆ドル超らしいです。桁がよくわかりませんね、この時点で。
以上がサブプライムローン問題のあらすじです。楽しんでもらえましたか?
本当にこの問題、一日中話せるんですがお相手が疲れちゃうと思いますんでこの辺で。
もっと教えてって声は喜んでお答えします。
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